マイツール便利技

マイツールで使えるショートカットキー


MWM編集局


 

・ショートカットキーとは?

Windowsでは、メニューに表示された機能をキーボードの各キーに割り当て、そのキーを押すだけで実行できるようになっています。このようなキーを「ショートカットキー」と言います。
ほとんどのショートカットキーは、[Shift]・[Ctrl]・[Alt]キーとファンクションキー・英文字キーを同時に押すように、割り当てられています。

 

・Windows全般で使えるショートカットキー

アプリケーションにより一部異なりますが、Windows全般で使えるショートカットキーには、次のようなものがあります。
 
ショートカットキー 操  作
JISキーボード コンパクトキーボード
[F1] [F1/F9] ヘルプを表示する
[Alt]+[F4] [ALT]+[F4/F12] アプリケーションを終了する
[Shift]+[F10] [シフト]+[F2/F10] 選択した項目のサブメニュー(ショートカットメニュー)を表示する
[Ctrl]+[Esc] [コントロール]+[エスケープ] Windowsの[スタート] メニューを表示する
[Alt]+[Tab] [ALT]+[タブ] Windowsで同時に起動している他のアプリケーションに切り替える
繰り返し[Alt]+[Tab]キーを押すと、ウィンドウや実行中のアプリケーションを次々と切り替える
[Ctrl]+[X] [コントロール]+[X] 指定した範囲を切り取る
[Ctrl]+[C] [コントロール]+[C] 指定した範囲をコピーする
[Ctrl]+[V] [コントロール]+[V] 指定した範囲に、切り取り・コピーした内容を貼り付ける
[Del] [削除] 指定した範囲を削除する
[Ctrl]+[Z] [コントロール]+[Z] ひとつ前の状態に戻す

 

・マイツールで使えるショートカットキー

Windows対応のマイツールでは、次のショートカットキーが割り当てられています。
 
ショートカットキー 操  作 「M4互換」
での使用
JISキーボード コンパクトキーボード
[Ctrl]+[↑] ひと区切りずつ命令やデータを呼び出す
[Ctrl]+[↓] [Ctrl]+[↑]で表示した内容の逆順に呼び出す
[Ctrl]+[←] 実行した命令を、1命令ずつに区切って呼び出す
[Ctrl]+[→] [Ctrl]+[←]で表示した内容の逆順に呼び出す
[Home] [ホーム] カーソルを入力バーの先頭位置に戻す
[End] [クリア] 入力バーの文字やエラーボックスを消す
[F1]〜[F8] [F1/F9]〜[F8/F16] FKS命令で登録した内容を実行する
DF・ED・EF命令中、各命令独自の機能を実行する
[F11] [F9〜16]+[F3/F11] データの最初(1行1桁目)の画面を表示
[F12] [F9〜16]+[F4/F12] ページ内のデータの最後の部分を表示
[Ctrl]+[F9] [F9〜16]+[F1/F9] 列スケールの表示を、列番号・桁数表示・累計桁数表示の順に切り替える
[Ctrl]+[F10] [F9〜16]+[F2/F10] 画面のスクロール単位を、1文字1行単位と1画面単位の交互に切り替える
[Ctrl]+[F11] [イニシャル] 参照画面を表示したり、消去したりする
[Ctrl]+[F12] [F9〜16]+[F4/F12] ヘルプを表示する
[Alt]+[F4] [ALT]+[F4/F12] アプリケーションを終了する
[Ctrl]+[Pause] [ストップ] 実行中のオートプログラムやPAGE命令を、強制的に中断する
[Ctrl]+[Esc] [コントロール]+[エスケープ] Windowsの [スタート] メニューを表示する
[Tab] [タブ] データ入力中、入力行の文字を左詰めで入力
データ入力中、入力行に文字が入力されていない場合、セルのデータを空白にする
[Shift]+[Tab] [バックタブ] データ入力中、ブロックカーソルのあるセルのデータを入力行に取り込む
[Alt]+[Tab] [ALT]+[タブ] Windowsで同時に起動している他のアプリケーションに切り替える
繰り返し[Alt]+[Tab]キーを押すと、ウィンドウや実行中のアプリケーションを次々と切り替える
[Ctrl]+[A] [コントロール]+[A] データ入力中、カーソル位置の行に空白行を挿入する
[Ctrl]+[X] [コントロール]+[X] データ入力中、カーソル位置の列幅を1桁増やす
指定した範囲を切り取る ×
[Ctrl]+[C] [コントロール]+[C] 指定した範囲をコピーする ×
[Ctrl]+[V] [コントロール]+[V] 指定した範囲に、切り取り・コピーした内容を貼り付ける ×
[Del] [削除] 指定した範囲を削除する ×
[Insert] [挿入] 入力モードを、挿入モード・訂正モードと交互に切替える
指定した範囲の前に、行・列を挿入する ×
[Back Space] [後退] カーソルの左側の文字を1文字ずつ削除する
[Ctrl]+[Z] [コントロール]+[Z] カーソル以降の文字列を削除する
[Alt]+[−](注) [コントロール]+[←] 画面分割時、副画面の範囲を小さくする
[Alt]+[+](注) [コントロール]+[→] 画面分割時、副画面の範囲を広げる
[Ctrl]+[←] [コントロール]+[←] 指定した列のデータを左寄せする ×
[Ctrl]+[↑] [コントロール]+[↑] 指定した列のデータをセンタリングする ×
[Ctrl]+[←] [コントロール]+[→] 指定した列のデータを右寄せする ×
[Ctrl]+[Shift]+[←] [コントロール]+[シフト]+[←] 指定した列の桁数を1桁ずつ縮小する ×
[Ctrl]+[Shift]+[→] [コントロール]+[シフト]+[→] 指定した列の桁数を1桁ずつ拡大する ×
○ … 可  、  × … 不可
(注):テンキーの[−][+]キーを使用
Windows対応のマイツールは、次の4つです。
 マイツール for Windows(V1)
 マイツールビューア
 マイツールV2 for Windows
 マイツール フリーウェアバージョン
「M4互換」での使用の欄が「×」のショートカットキーは、マウスモードを「2‥標準」に設定し、オブジェクト指向オペレーションで範囲指定を行った部分が対象となります。そのため、マウスモードが「1‥M4互換」の場合は、使用できません。
  マウスモードの設定は、SETC命令で行います。
・「1‥M4互換」に設定するには、
   SETC[Enter]15[Enter]1[Enter][Esc]
・「2‥標準」に設定するには、
   SETC[Enter]15[Enter]2[Enter][Esc]

 

・マイツールでのショートカットキーの使い方

ここでは、オブジェクト指向オペレーションとショートカットキーを使って、画面の表の6〜7行目の内容を、表に追加する方法について説明します。
 
1. 「仕事は=」の状態で行番号表示の8行目を左クリックすると、入力行が「動作は:」に変わり、選択した8行目に青い帯が掛かります。

 

2. マウスを右クリックすると、指定した範囲のクイックメニューが表示されます。

 

3. クイックメニューから「空白行挿入」を選択すると、「スペースの行数は:」のメッセージが表示されます。
「2」と入力して、空白行を2行挿入します。

 

4. マウスの左ボタンを押しながら、6〜7行目を選択します。

 

5. [Ctrl]キーを押しながら[C]キーを押すと、選択した行の内容がコピーされ、「仕事は=」の状態に戻ります。

 

6. 先ほど挿入した空白行(8〜9行目)を、マウスの左ボタンを押しながら選択し、「動作は:」の状態にします。

 

7. [Ctrl]キーを押しながら[V]キーを押すと、コピーしておいた内容が貼り付けられ、「仕事は=」の状態に戻ります。

 

・補 足

  他のアプリケーション(Excelなど)でコピー・切り取ったデータも、[Ctrl]+[V]のショートカットキーでマイツールに貼り付けることができます。
また、マイツールから[Ctrl]+[C]または[Ctrl]+[X]のショートカットキーでコピー・切り取ったデータを、他のアプリケーションに貼り付けることもできます。

 


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